公益財団法人 愛媛県視覚障害者協会

第64回福祉大会 決議

一 障害者差別解消法の今国会成立と国連障害者権利条約の早期批准を強く要望する。

一 障害者総合支援法ならびに障害者虐待防止法が、視覚障害者に不利益にならないよう要望する。

一 ガイドヘルプ事業の充実及び地域間格差のないサービスの提供と視覚障害者が入院した場合のホームヘルプサービスの適用が制度化されることを強く要望する。

一 音響式信号機や横断歩道上のエスコートゾーン及び音声誘導システムの充実と、電子歩行補助具を補装具の支給対象にするなど安全歩行対策の充実化を要望する。

一 あはきの手技の定義を明記する法改正を行い、視覚障害を有するあん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の職業自立と、中途視覚障害者の職場復帰等、視覚障害者の働く場が確保されることを強く要望する。

一 視覚障害のある幼児児童生徒の教育の充実のため、愛媛県立松山盲学校を視覚障害専門教育校として松山市久万ノ台の現在地に存続させることを強く要望する。

以上、決議する。

平成25年6月9日
公益財団法人格取得記念第64回愛媛県視覚障害者福祉大会